標準活性汚泥法

 標準活性汚泥法は、従来法とも呼ばれ、全ての活性汚泥法の基本となる方法です。活性汚泥法が開発されて以来、もっとも普及しており、とても良好な処理水が得られます。しかし、正常に稼働するための条件が厳しい、負荷変動に弱い、窒素やリンの除去率が比較的低いといった問題があります。他の活性汚泥法は、こういった問題を改善するために開発された、標準活性汚泥法の変法です。

 標準活性汚泥法では、一般に以下の条件で設計・運転されます。畜産排水の多くは、汚水のBODが高いため、これとは違った条件で稼働させる場合が多いです。

BOD容積負荷 0.3〜0.8kgBOD/m3・日
BOD-SS負荷 0.2〜0.4kgBOD/kgSS・日
MLSS 1500〜2000ppm
ばっ気時間(ばっ気槽滞留時間) 6〜8時間
汚水のBOD 300〜800ppm
(「水処理工学」技報堂出版 263ページ)

 家畜ふん尿をこのBODまでに希釈することは現実的ではありません。人のし尿処理では、し尿処理施設構造指針によって脱窒や嫌気消化等を組み合わせることになっています。



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