水槽には、現地施工するコンクリート槽、コンクリートブロックを利用した槽、スチール槽、ステンレス槽、プラスチック槽、FRP槽、地面を掘り下げて遮水性シートで覆った槽、枠を作って遮水性シートをかけた槽などが利用されています。小さいものならばプラスチックやFRP製が安くて設置も容易です。ある程度の大きさになると遮水シートを使った槽が安いですが、耐用年数は十分に確認してください。大型で深さのあるタンクならば、鋼板製のタンクもあるので、検討の対象になると思います。なお、地上に設置する時は、土台の基礎工事が必要なので、その分の費用も見込む必要があります。
槽に亀裂が生じて流出し、地下水汚染を起こさないような構造にすることが大切です。プラスチック製やFRP製の槽を地下に埋設する場合、水を入れた状態ならば問題ありませんが、空の状態にすると、周りの土の圧力で割れてしまうことがあるので注意を要します。半地下程度にするのがよいと思います。地上に設置する場合は、水圧で壊れないように、コンクリート製ならば鉄筋を多くし、プラスチック製やFRP製ならば金属バンドを巻くなどして補強しておくといいです。
コンクリート製であっても、ある程度の大きさになると強度不足になります。このようなときは、補強のために、底と水面が開いている壁を途中に作ると補強できます。
槽を設置する土壌の特性を確認することも重要です。土の上にコンクリート槽を設置して水を入れたところ、傾いて容量の3分の2しか入らなくなったなどということがないように気を付けてください。
雨水などが流入して無駄に水量が増えないようにすることも大切です。
この後の処理に応じた十分な容積を確保するのは当然のことですが、後の処理にトラブルがあって、しばらく貯留し続けなくてはならないような場合も想定しておく必要があります。
水槽の多くは、数メートルの深さがありますから、人が立ち入らないように高い柵で囲むなどして、事故が起こらないように配慮してください。

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