汚水処理への貝殻の利用(注)
貝殻を使った汚水処理が見られています。特別な効能をうたっている場合もありますが、基本的には、微生物を保持する担体としての役割が主な機能です。過ばっ気運転であれば、pHが下がるのを防ぎ、溶け出したカルシウムイオンによるリン酸イオンの沈殿除去が期待できます。
- この方法の効果
活性汚泥処理水の濁り(SS)の除去とpHの中和に利用できます。
- 利用にあたっての注意点
- シジミやアサリ等の小さい貝殻は、目詰まりしやすいので適しません。カキやホタテなどの貝殻を利用してください。
- 貝柱等の残渣が貝に付着していると、腐敗して汚濁源となってしまうので、あらかじめ腐敗させ、十分な水洗いをしてから利用してください。
- 輸送コストがかかります。入手先によっては、高価な資材になってしまうので、梱包の手間賃等の交渉が必要です。プラスチック等による接触材の方が安い場合もあるので、こちらも合わせて検討することをお勧めします。
- 貝殻は消耗するので、数年おきに上から追加投入する必要があります。
- 品質のばらつきや、貝殻の消耗による微細化が、処理機能に支障を来す恐れがあるため、活性汚泥法のばっ気槽への投入はお勧めできません。
- 利用している事例
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