剪定屑

 剪定屑は街路樹や公園の樹木を剪定したものであり、発生場所により樹種が異なります。街路樹は、イチョウ、ユリノキ、サクラ、ケヤキ、トウカエデ等が多く、公園はマテバシイやクスノキ等の常緑樹が多く植えられています。樹木の剪定は、一般には夏(7〜8月)と冬(11〜12月)の2回に集中して行われます。
 剪定屑は樹種によっては、作物根に有害なフェノール類を多く含む物があるので注意が必要です。一般に針葉樹にフェノール類は多く含まれていますが、広葉樹でも、イチョウ、クリ、サクラには多く含まれています。
 切ったばかりの剪定屑の含水率は50〜60%あるため副資材として使うときは、しばらく放置して含水率を下げて使用します。堆肥化には、半年以上の長い期間が必要であり、未熟なものを施用するとコガネムシ等が発生しやすくなり、作物に障害を及ぼすことがあります。
地域特有の有機性廃棄物の利用についてもご覧下さい。

剪定屑の化学組成(現物%)
種  類 水分 炭素 窒素 炭素率 リン酸 カリ
剪 定 屑 50 25.4 0.43 59 0.08 0.78


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