バーンクリーナ簡易モミガラ散布器はモミガラの確保が重要

 乳牛ふんをモミガラのみで容積重を調整して堆肥化する場合は、ふんの水分、敷料や残飼の混入割合によって変わりますが、経産牛1頭当たり1日に23L程度の籾殻が必要です。年間通すと、経産牛30頭あたり50ha(約50町)程度の田から回収されるモミガラの量になります。カントリーエレベーターは200ha(約200町)に1つの割合で設置されているので、この近隣ならば容易に確保できます。乳牛ふん堆肥は、水稲農家に好んで利用してもらえる事が多いので、堆肥との交換でモミガラを持ってきてもらうのも1つの方法です。

 必要な分だけのモミガラを随時入手できる事は少ないので、大量のモミガラを保管できる施設が必要です。写真のような保管庫があれば最良ですが、野外での保管も可能です。この場合は、ブルーシートをかけるなどして、風で飛散しないようにする必要があります。


モミガラの確保が重要です


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