細断古紙の重金属とアルミニウムに注意

 現在ではほとんど使われなくなりましたが、インクに重金属が含まれている事があります。これらを高濃度に含む堆肥を農地に入れてはなりません。銅の濃度が高い堆肥は表示義務があります。

 静岡県畜産試験場が分析した新聞紙、ダンボール、雑誌、OA紙の例では、問題ありませんでした。しかし、高濃度の重金属を含んでいる可能性を、常に念頭におくことが必要です。

表 各種細断古紙の重金属含量(溶出試験、mg/L)

(静岡県畜産試験場「古紙の畜舎敷料資材としての利用」2001年、表1を引用)


 紙の強度を上げるためにPAC(ポリ塩化アルミニウム)を添加した紙があります。PACの主成分であるアルミニウムは、土壌に入ると、植物のリン吸収を阻害する事があります。このため、アルミニウムを多く含む堆肥は、農作物に障害を与える可能性があります。


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