有機性廃棄物の多くは前処理が必要

 剪定枝やラッカセイ残渣のように、特に乾燥を必要としない資材もあります。しかし、有機性廃棄物の多くは、そのままでは水分が高いため、副資材として適さなかったり、保管中に腐敗したりします。ハウス乾燥など、費用がかからない乾燥方法を工夫してください。

 有機性廃棄物の多くは、細断や粉砕が必要です。園芸残渣のように数cm程度に切断すれば、十分に堆肥化が進むものもありますが、剪定枝のように粉砕しなくてはならないものもあります。細断や粉砕に手間や装置を要するので、廃棄物排出元にどこまで分担してもらえるかを、十分に話し合って利用するようにしてください。


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