家畜を飼うと少なからず汚水が発生します。この汚水をただ単に貯留したままにしておくと、悪臭や害虫の発生源になりますし、浄化処理せずに、河川、湖沼、海洋に放流、または土壌に浸透させると、水域や地下水の汚染源になります。 一般消費者は、同程度の価格ならば環境を汚染しない商品を買い求めるようになっています。これを無視しては、産業として認められません。畜産の経営は、価格競争だけではなく、環境保全という付加価値も求められているのです。
前のページにもどる