汚水を最終的に持って行く先

 汚水は消えてなくなることはありませんから、浄化するなりしても最終的にはどこかに持って行くしかありません。例えば、汚水を浄化して川に流す場合、汚水を浄化するだけでは終わりではありません。川に放流できたところで終わりなのです。この場合の最終的な処理は、川に放流となります。また、浄化処理の際に出た汚泥も処理しなくてはなりませんから、堆肥化して農地還元が最終処理となります(注意:汚泥を投入した堆肥は特殊肥料としての販売はできません)。

 最終的な処理の方法によって、汚水の処理方法が違うので、汚水処理を始める時は、まず、ここから決めることになります。もちろん、複数の方法を併用してもいいですが、その分手間がかかるようになります。畜産排水の場合、以下の方法があります。


最終処理方法によって処理方法が変わります


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