浄化して湖沼、河川、水路、海洋などに放流

 汚濁物質を浄化して、河川などに流す最終的な処理の方法です。処理水の放流は水質が法律で厳しく規制されているので、きちんと浄化できる施設を導入し、適切な管理を行う必要があります。

 水質が法的規制をクリアしていても、色が濃い、放流する所が上水道の上流にあるといった理由で、周辺住民の理解が得られない場合もあります。通常の浄化処理の後に濁りや着色を除去するような高度処理施設を設置するなど、できる限りの浄化処理を行ったうえで、着色があっても、人の健康や環境には影響がないことを理解してもらうしかありません。


湖沼、河川、水路、海洋などに放流するときは、適切な施設と管理と住民への配慮が大切です


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