建築廃材には有機リン系殺虫剤やホルムアルデヒドを含んだものがある

 廃材チップやこれを使った堆肥を敷料として利用する場合、家畜の健康に影響する可能性があります。また、粉塵を吸引することによるヒトへの健康被害の原因になる可能性もあります。

  →殺虫剤やクレオソートを含んでいることがあります
  →接着剤が使われている木材は、注意を要します


 廃材チップを直接敷料に利用する場合、家畜が食べる可能性があります。飼料としての基準値があるので、これを参考にしてください。

「飼料の有害物質の指導基準の制定について」(昭和63年10月14日畜産局長通達)
(単位ppm(mg/kg))

配合飼料、乾牧草等 魚ふん、肉ふん、肉骨粉
3.0 7.5
カドミウム 1.0 2.5
水銀 0.4 1.0
ヒ素 2.0 7.0


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