細断古紙は重金属等の分析証明書を付けてもらう

 細断古紙には、重金属やアルミニウムを高濃度で含んだものがあります。銅や亜鉛の濃度が高い堆肥は表示義務があります。アルミニウムを多く含む堆肥は、農作物に障害を与える可能性があるので、注意を要します。もちろん、クロムやヒ素を高濃度で含む可能性のある堆肥は、使ってもらえませんし、農地に還元すべきではありません。

 細断古紙を購入する場合には、これらの重金属等の分析証明書を付けてもらってください。もし細断古紙が原因で堆肥生産に悪影響を及ぼした場合には、製造物責任法にしたがって損害賠償請求することを、きちんと業者に伝えてください。

「有機質肥料等推奨基準に係る認証要領」(全国農業協同組合中央会 1993)


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